東京朝倉同窓会

関東近辺に在住する福岡県立朝倉高等学校のOB・OGのサイト

第32回 お江戸さるき会

2020年2月22日(土)青空に守られて「駒場東大前」からスタートしました。
              17名、元気な笑顔で集合です。

駒場農学校(のちに東京帝国大学農科大学と改称)の校地を1935年、旧制第一高等学校(本郷校地)と交換。旧制第一高等学校が新制東京大学になると東京大学教養学部が設置され現在に至っている。

紅葉時期も見事だろうけどこの時期の銀杏並木にもなかなかの情緒があります。

派手ではないが美術博物館なども見どころということだったが休館。

 キャンパスの西側に抜けると「日本民芸館」登録有形文化財。入館料がやや懐を悩ませ外見だけでスルーしました。

 ☚西館柳宗(やなぎむねよし)が設計した母屋と栃木から移築した石屋根の長屋門で成り立つ(1935年完成)。

ここからぐるりと回る形で「旧前田家本邸」
旧加賀藩前田家16代当主「前田利為(としなり)」の居宅として1928年から1930年にかけて建設。
英国風の洋館とすっきりした和館。昭和初期の上流華族の生活を「へぇ~」「すごい」
のため息まじりの感嘆。二手に分かれてガイド付きの見学50分無料。
(洋館は東京都、敷地と和館は目黒区が管理。2013年、国の重要文化財指定。
19世紀英国人デザイナー「ウィリアム・モリス」作品のカーテン。
これにも驚いた。
1階の客間で雇用人を呼ぶベルが男女に分かれていたそうな。
窓からの眺望
靴を履いて和館へ。
ここから抜けて

松濤地区へ。紀州徳川家の下屋敷を明治時代に国が旧佐賀藩鍋島家へ譲渡。松濤は狭山茶を移植して「松濤園」を開いたことに由来し、茶のたぎる音から付いた茶道用語。鍋島家の本邸(現松濤中学校)が築かれその周辺の土地分譲が200坪単位で、紹介者も要したことから社会的地位の高い人が集う発端となる。
この公園は大正13年、湧水からなる池を児童公園として一般公開。

最後に「思わぬ」坂を上って稲荷神社へ。沈丁花の香り漂う、解散地となりました。

今回は「COVID-19」の影響でランチはなしという、何だか心残りの「お江戸さるき会」
でした。
<今月のおまけ>

  <伊フィアット>          前田邸洋館の<博多人形>         <ローズヒップ>

<ツバキ>

来月は「飛鳥山公園」の、例年よりも早い開花予定の「桜見兼お江戸さるき会」ですが
・・・・追ってご連絡いたしますね。
  スタッフ一同 (文責:橋本)