【活動報告】第53回 お江戸さるき会
六月水無月といえば紫陽花
二か所の恩賜庭園をメインに紫陽花を愛でようと浜松町駅の北口集合
2024年6月22日(土)遅い梅雨入り2日目 午後には真夏日になるという27.5℃のスタート
15名 Let’s go
旧ではなく<舊>
雪見燈籠
舊芝離宮恩賜庭園は港区海岸にある都立9庭園のひとつ 約42,035㎡
江戸時代初期 埋め立てた海面に時の老中大久保忠朝が邸地とし上屋敷を建てた時の作庭
幕末には紀州徳川家、明治には有栖川家 1875年に宮内省買い上げ
1876年芝離宮となる1923年関東大震災によりほぼ焼失するも
1924年昭和天皇ご成婚記念として東京市に下賜
整備後「舊芝離宮恩賜庭園」として一般公開
今年は100周年(一年間様々なイベントを開催中)
紅葉の花が実になってプロペラ状のスタイルで遠くにたねを飛ばす(翼果 ドラえもんはタケコプタ―)
プクプクッと湧き出る清水
これで舊芝離宮を後にする
1970年から長年浜松町ランドマークだった高さ152m「世界貿易センター」は2021年閉館され、46階建の本館(オフィス、ホテル、医療センターなどが入る)、ターミナル棟などに建て替えられ2029年完成予定だがすでに南館などが開業している
その歩行者用通路をさるいてみる(天空歩道!)
都知事選告示から3日 話題のポスタージャック
先ほどの舊芝離宮が見えます 首都高も見えます
遠くにお台場フジTV レインボーブリッジ
奥の真ん中増上寺となりに東京タワー手前の新幹線一幅の画となる
ガラスドアに映る東京タワー
次なる目的地、浜離宮恩賜庭園
2017年8月本会第3回で来園した場所に再来
海水を引き入れ潮の満ち引きによって池の趣が変わる
浜離宮恩賜庭園
1654年徳川将軍家の鷹狩場として埋め立てられ
松平綱重(四代将軍家綱の弟)が別邸を建て十一代将軍家斉時に現在の姿となる
1945年下賜1946年から「浜離宮恩賜庭園」として一般公開
鷹の御茶屋
遠景中央にスカイツリー
2庭園共通券シニア
三百年の松
さぁ ここともお別れして最後は新橋のとある神社へ
鹽竈神社
港区立塩釜公園に隣接する1695年伊達藩内の鹽竈神社本社から
江戸芝浦(現東新橋)上屋敷に分霊 1856年この新橋5丁目に遷座
狛犬が腹部に子供を抱えているのは「安産の神様」だから
他 延命長寿 産業振興 交通安全に霊験あり
ということでここで第53回お江戸さるき会終了解散
最終目的地!?のニュー新橋ビルでのランチ会場へ
水分補給にならずの冷たいビールを求めて足取り新た
☆おまけ☆
クローバー
浜離宮5枚花びらのドクダミソウ
編集後記
どうにか間に合って出会えた紫陽花
三か月以来のチョイ長めのコースであり湿度も高めで蒸し暑い3時間余ではあったが無事に全員完歩
何よりだったと安堵
空を仰ぎ 花を愛で 風を受け止め 江戸の歴史を再認識しつつ
先輩後輩同期たわいもない会話で共有する時空に融合する
それはその日各々自宅に帰り着いてもほとぼりが残る
初回から参加していただいた先輩たちや途中参加でも毎回参加して頂いた先輩たちの中には
もうご一緒できない方々がいらっしゃいます
皆さんの「うれしいよ 楽しんでいるよ」との言葉に次のやる気スイッチを入れて継続してきて
そしてまた続きますようにと思う
ランチの「おつかれさま」の皆さんの笑顔に励まされながら
記 橋本