古処会 第六回
國學院大學 文学部史学科教授(考古学専攻)
博士(歴史学) 柳田 康雄 氏
講 演 「邪馬台国朝倉説の学術的検証」國學院大學 文学部史学科教授(考古学専攻)博士(歴史学) 柳田 康雄 氏
略 歴
・昭和37年3月 朝倉高校卒業(14回卒)
・昭和41年3月 國學院大學文学部史学科卒業
・昭和42年4月 福岡県教育委員会に勤務
・平成14年まで (この間一貫して文化財保護に従事、文化財保護課長等を歴任)
・平成14年-平成15年 九州歴史資料館副館長
・平成15年4月 久留米大学経済学部非常勤講師就任 現在に至る
・平成20年4月 國學院大學文学部史学科教授就任 現在に至る「講演趣旨」
☆魏志倭人伝に書かれた邪馬台国はどこにあったのか?
いわゆる邪馬台国論争は年を追うごとに加熱していますが、その中で我々の故郷は朝倉説を標榜し、毎年卑弥呼祭りを開催しているのはご承知の通りです。
柳田教授は、朝倉高校時代に史学部に所属され、その後國學院大學文学部史学科および福岡県教育委員会の文化財保護担当者として、糸島平原遺跡をはじめ福岡県内の数多くの遺跡発掘調査に一貫して従事され、その多大な功績から國學院大學文学部史学科教授に招聘された考古学の第一人者ですが、今回、これまで研究された遺跡・遺物の学術的根拠をベースに「邪馬台国は何処か」について講演していただきます。
☆著作紹介
・「伊都国を掘る」大和書房(2000年)
・「九州弥生文化の研究」学生社(2002年)
・「イト国王墓と初期ヤマト王権の出現(初期古墳と大和の考古学)」学生社(2003年)等多数
☆参考:邪馬台国朝倉説の根拠
我が国の国造りの中心勢力は九州で発生し、その後 東に移ったとする「大和東遷説」が定説となっているが、「古事記」・「日本書紀」・「魏志倭人伝」などに記されている地名や位置関係などから、邪馬台国は朝倉市を中心とした地域にあったとする説で、産業能率大学教授の安本美典博士が主唱者である。
(朝倉広域観光協会のホームページを要約)
(奈良と朝倉の地名相関)
① 日時 平成25年2月14日(木) 受付開始18:0018:30-19:50 講演会 ☆20:00-21:30 懇親会
② 場所 講演会 「コンベンションルームAP東京八重洲通り」13階B会議室(KPP八重洲ビル) (中央区京橋1丁目10番7号) 03-6228-8109懇親会 「同上、11階O会議室」
③ 会費 講演会費 一般1,000円 学生無料 懇親会費 男性3,000円 女性・45才以下2,000円 学生無料
④ 出席申込み・問い合わせ 東京朝倉同窓会 野口事務局長宛 申し込みは 以下のアドレスをクリックして、必要項目(件名:古処会氏名・卒年)を入力願います。e-mail : kunio.noguchi@gmail.com申し込み期限:平成25年1月25日(金)