東京朝倉同窓会

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第31回 同窓会総会・懇親会

平成21年5月16日(土)、第31回東京朝倉同窓会が霞ヶ関ビル35階、5月新装オープンした東海大学交友会館で開催されました。
今年は144名の方に参加頂きました。  

13時に開場、場内では朝倉高校創立100周年の映像を放映、そこには母校の懐かしい画像が多数あり、いつの間か会場を朝倉の空気が包んでいました。14 時から川原君・武末さんの司会で同窓会総会を開始。根本会長のご挨拶、田中副会長から決算報告。本校同窓会長 梶原様から本校同窓会のお話。佐藤教頭先生からは母校の近況と「朝高スーパー進学校」5ヵ年計画について熱弁を頂きました。  

昨年は32回卒の先輩方が、30周年記念の同窓会を盛大に成功裏に終えられました。そして今年、当番幹事学年として一工夫しようと議論を重ね、同窓会の原点「出会いと再会」をテーマに企画することにしました。そして、その1つが「集合写真」。これまで、ありそうでなかった集合写真。今日の出会いと再会を写真に凝縮、後日再会のきっかけになって欲しいとの思いでの企画です。この企画を実現のために吉原君、松尾君を中心に同級生が一丸となり、根本会長にはカメラを提供いただき、出席の皆様を写真に収めることができました。  

柳副会長による乾杯で懇親会をスタート。毎年好評の“故郷を味わおう”の企画、食材調達を一手に担ったのが安丸君です。福岡に帰省する度、調達交渉。ハヤの甘露煮にいたっては、エーコープに自ら足を運んでの調達でした。おかげで、馬刺・ホルモン・梅が枝餅・高菜など郷土の食材が会場に並びました。なお「麦焼酎千年の眠り」篠崎酒造様、「辛子明太子」熊本市きくや様、「葛湯」廣久葛本舗様は無償で、「蜂蜜」藤井養蜂場様は特別価格で提供頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。  

その後「活躍する卒業生」と題して、経営者である根本特殊化学会長根本先輩のお話を伺いました。海外での人材育成支援、先代の骨董コレクション、同社のロゴの由来、海外出張の際に訪問先のガレージに自家用機の逸話など熱心にお話頂きました。本当にありがとうございました。 ところで、私は当番幹事代表を志願させて頂きました。これが私の数十年来の夢だったからです。私が現役生徒だった昭和53年、私の吹奏楽部の楽器はひどい状態でした。しかし、ある日ピカピカの楽器が届き驚きました。顧問の桑原先生から「創立70周年記念に東京の根本さんという方が、『母校のために』と多額の寄付をされた」と聞いて、世の中には母校への貢献を実践する偉い人がいるんだと感心したのを覚えています。そして、上京後それが根本会長だと知り、何かお役に立ちたいと考え今回の志願となりました。いつかは、母校や同窓会にもっと大きな恩返しをしたいものです。

閑話休題。  さてここで特別ゲスト、ミス卑弥呼の登場です。朝倉市の観光大使として活躍中です。会は進みBINGO大会、それまで騒がしかった会場も司会の渡辺君や当選番号を決める瀧内君、倉掛君、鎌田君に注目。やがて第1号の当選者が決まりミス卑弥呼から豪華景品が手渡されました。今年の景品は副幹事の井上くんが寄贈したお米や蜂蜜、葛湯、あさひ飴をご用意しました。お知らせコーナーでは6月7日の本校の同窓会への案内があり、恒例の校歌斉唱。  

今年はここでサプライズ。総会と懇親会の間に撮った「集合写真」の現像を終え、会場で無事お渡しすることができました。写真の仕上がりも、初回にしては上出来。皆様から「ありがとう。いいお土産ができたよ」とのお声を頂き、本当に嬉しかったです。最後は、川上副会長の締めの言葉で無事お開きです。  

最後になりましたが、根本会長、石松先輩、根本特殊化学の事務局の皆さま、常任幹事の皆さま、そして昨年の当番幹事32回卒の皆さま、物心両面からのご支援を賜りありがとうございました。また、 会場に駆けつけていただきました皆さま、ありがとうございました。来年 またお会いしましょう。

文:昭和56年(第33回)卒業 水城 稔